2020/12/25
電子化・ペーパーレス化が進まず、発注請求業務にストレスを抱える担当者が多数。業務効率化に向けた課題とは

エン・ジャパン株式会社は2020年11月、「発注請求業務に関する意識調査」の結果を発表した。本調査は同社が運営するフリーランスマネジメントシステム「pasture(パスチャー)」が実施したもので、調査期間は2020年10月8~12日。経理・財務・会計・管理に関する部署に所属する全国のビジネスパーソン900名から回答を得た。これにより、企業の請求業務における、ペーパーレス化への取り組み状況や課題などが明らかになった。

目次


約4割が自社の請求業務に「非効率さ」を感じている

働き方改革や新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、書類の「ペーパーレス化」に注目が集まっているが、企業の現状や社員の意識はどのようになっているのだろうか。

はじめに、自身が所属する会社の「請求業務の効率」について質問した。すると、「効率が良いと感じる」としたのは合わせて23.4%(効率が良い:7.8%、どちらかというと効率が良い:15.6%)にとどまり、「効率が悪いと感じる」(効率が悪い:11.9%、どちらかというと効率が悪い:26.9%)の38.8%と比べて約15ポイント下回る結果に。自社の請求業務について、「非効率」だと感じているビジネスパーソンが多いことが明らかになった。


 

最も「効率が悪い」と感じる請求業務は?

続いて、「会社の請求業務が非効率」だと感じている349名を対象に、「特に効率が悪いと感じる業務」を尋ねた。すると、最多回答は「押印業務」で49%、続いて「請求書の印刷・封入・投函などの作業」が45.3%、「請求書の管理・保管」が45%などとなった。


 

約7割が「支払い・請求業務」にストレスを感じている

続いて、「支払いや請求業務の作業負担によりストレスを感じることがあるか」尋ねたところ、「毎月感じる」が27.1%、「作業が多い月のみ感じる」が42.4%という結果に。頻度に差はあるものの、約7割のビジネスパーソンが支払い・請求業務にストレスを感じている実態が判明した。


 

「請求業務のペーパーレス化」に取り組んでいる企業は4割

また、「現在所属している会社は、発注や請求業務のペーパーレス化(電子化)に取り組んでいるか」という質問では、「取り組んでいる」が41.6%(取り組んでいる:13.2%、どちらかというと取り組んでいる:28.4%)、「取り組んでいない」が53.1%となった。約4割の企業で何らかの取り組みが始まっているものの、いまだ取り組みを実施していない企業も半数以上にのぼるようだ。


 

ペーパーレス化推進における障害は?

さらに、「所属する会社が発注や請求業務のペーパーレス化(電子化)を実施していない」とした478名を対象に、その理由を尋ねた。その結果、最多回答だったのは「導入コストの問題」で29.5%に。以下、「紙の方が安心」(26.6%)、「経営陣のITリテラシー不足」(21.1%)などが続いた。また、その他の意見として「各担当が請求書を出すから」、「役所が電子化対応しないと難しい」、「データは消える心配がある」といった回答もあがった。


 

6割以上が「ペーパーレス化で発注請求業務が楽になる」と回答

最後に、「ペーパーレス化(電子化)により発注請求業務が楽になると思うか」と尋ねたところ、「楽になる」が63.2%(楽になる:25.1%、どちらかというと楽になる:38.1%)にのぼり、「大変になる」の6.7%(大変になる:2%、どちらかというと大変になる:4.7%)を大きく上回る結果となった。

2020年10月には電子帳簿保存法が改正されるなど、請求業務等におけるペーパーレス化を促進する動きは今後も活発化するだろう。まだ対応していない企業は、どのような方法を取れば実施が可能となるのか、検討を始めてみてはいかがだろうか。

出典:HRプロ編集部 2020/12/15(https://www.hrpro.co.jp/)

 


ITCSの提供するManageOZO3は経費精算・勤怠管理・稟議申請(ワークフロー)など、あらゆる業務のデジタル化を推進いたします!また、様々なソリューションサービスとの連携も柔軟に対応しますので、社内業務のペーパーレス化を大幅に進めることができます。
DX推進についてのご相談など、お気軽にお問い合わせください。

また、ManageACは、勘定奉行との完全連携で会計業務のデジタル化を推進します。
会計業務のDXのご相談は、こちらよりお問い合わせください。